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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ準々決勝、アメリカとクロアチアの対戦(クロアチア/ポレク)は12日、リバースシングルス2試合が行なわれ、2勝1敗とリードしていたクロアチアが、この日の第1試合に勝利し3勝目を挙げ、準決勝進出を果たした。
2日目のダブルスでは敗れたものの、初日のシングルスで2勝を収めていたクロアチアは、この日の第1試合に起用されたM・チリッチ(クロアチア)が、J・ブレーク(アメリカ)に6-3, 6-3, 4-6, 6-2で勝利、この結果クロアチアが3勝目を上げ、2005年以来となる準決勝進出を決めた。
消化試合となった第5試合では、B・ブライアン(アメリカ)がR・カラヌシッチ(クロアチア)に5-7, 6-3, 7-6 (7-4)で勝利、最終結果はクロアチアの3勝2敗となっている。
怪我のために欠場したA・ロディック(アメリカ)の代わりに、エースとして出場してたブレークは「アンディがチームにとってどれだけ重要か判ったと思う。ナンバー2でプレーすることは、ナンバー1としてよりもプレッシャーが少ないんだ。」とコメントした。
ロディック抜きでは苦戦必至となることを予見していた、アメリカチームの監督であるP・マッケンロー(アメリカ)は「チリッチは素晴らしい試合をしていた。彼の成熟度に驚いている。今日の彼のサーブは、ブレークよりも明らかに良かった。」と勝者を称えるしかなかった。
母国に勝利をもたらした20歳のチリッチは「ブレークに対して完璧な試合だったと思う。僕のキャリアでも最高の勝利の一つです。」と喜びを語ると、「チェコをホームに迎えるので、準決勝ではチャンスがある。アルゼンチンでプレーするより、とても良い事だね。」と、早くも準決勝に意識を切り替えていた。
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