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テニスのグランドスラム大会である全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会11日目の3日、女子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのS・クズネツォワ(ロシア)が、第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)に7-6 (7-3), 5-7, 7-5で勝利、準決勝に進出した。
この試合でクズネツォワは、第1セット5竏窒Uとセリーナにリードされた場面で、セットポイントを握られるもそれを挽回、逆転でセットを先取する。続く第2セットはセリーナが取り返し、セットオールとなると、試合はファイナルセットにもつれ込む。
ファイナルセットでは先にブレークに成功したセリーナが3竏窒Pとリードする。しかし、クズネツォワがブレークバックに成功し試合を振り出しに戻すと、第12ゲームでこのセット2度目のブレークに成功、2時間47分でベスト4の座を手に入れた。
2004年のUSオープン覇者のクズネツォワは、世界ランク2位のセリーナの、グランドスラム大会での連勝記録を18でストップした。
2年連続での今大会ベスト4入りを果たしたクズネツォワは、第30シードのS・ストザー(オーストラリア)と決勝進出を争う。ストザーは、ノーシードから勝ち上がってきたS・シルステア(ルーマニア)に6-1, 6-3で圧勝、シングルスでは初のグランドスラム4強入りを決めた。
ダブルスでは2つのグランドスラムタイトルを獲得しているストザーは、この日も得意のサーブが有効に働き、シルステアにわずか1度しかブレークを許さなかった。
自らのサーブについてストザーは「相手が誰であろうと、それが効果的なのはわかっているわ。クレーでもハードコートでも間違いなく役に立っているし、高くバウンドするわ。」と自信を持っている様子。またストザーと4回戦で対戦したV・ラッツァーノ(フランス)は「まるで男子のサーブみたい。」と評している。
2007年のシーズンの大半をライム病のために棒に振っていたストザーは、オーストラリア人女性として21年ぶりのグランドスラム準決勝進出を果たしている。
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