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女子テニスツアーのムチュア・マドリレーニャ・オープン（スペイン/マドリッド、賞金総額３５０万ユーロ、クレー）は１５日、シングルス準々決勝が行なわれ、元女王のＡ・モレスモ（フランス）が、Ａ・サバイ（ハンガリー）とのノーシード対決を5-7, 6-1, 6-1の逆転で制し、ベスト４に進出した。

第１セットこそ世界ランク３８位のサバイに２度のブレークを許し、先行されてしまった同２１位のモレスモであったが、第２セット以降は攻撃的なプレーでサバイを圧倒、２時間９分で２月以来となるツアー大会ベスト４進出を決めた。

２９歳のモレスモは準決勝で、１８歳のＣ・ウォズニアキ（デンマーク）と決勝進出を争う。第５シードのウォズニアキは、予選から勝ち上がってきたＶ・ドゥシェヴィナ（ロシア）を6-0, 6-4と１時間１５分で圧倒、ベスト４に名を連ねた。

第１シードのＤ・サフィーナ（ロシア）は、Ａ・ボンダレンコ（ウクライナ）を6-4, 6-3で下し準決勝に進出している。世界ランク４６位のボンダレンコに３度のブレークを許したサフィーナだったが、それを上回る５度のブレークに成功するなど要所を締めたプレーでボンダレンコに勝利、同ランク１位になって以来３度目のツアーベスト４入りを決めた。

先週行われたローマ大会に続く２週連続優勝を目指すサフィーナは、準決勝でＰ・シュニーダー（スイス）と対戦する。ノーシードのシュニーダーは、第４シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）を7-6 (8-6), 6-3で下し、ベスト４進出を決めた。

今大会の優勝賞金は６２万ユーロ。