錦織がＥＡ社の「グランドスラムテニス」の表紙を飾る

エレクトロニック・アーツ株式会社（ＥＡ社）が任天堂Wiiより来月発売する最新テニスシリーズ『グランドスラムテニス』は、過去のテニス・スターや、現役のトップ・プロテニス選手との真剣勝負が挑めるかつてないエキサイティングなゲームで、その日本版の表紙にはＲ・ナダル（スペイン）、Ｊ・マッケンロー（アメリカ）と共に錦織圭（日本）が飾る。

アメリカ版ではマッケンローの他、Ｒ・フェデラー（スイス）とＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が表紙になっており、ゲーム中にはＢ・ボルグ（スウェーデン）、Ｐ・サンプラス（アメリカ）、Ｓ・エドバーグ（スウェーデン）、Ｂ・ベッカー（ドイツ）らが登場する。もちろん現役選手でもナダルやフェデラーに加えて、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）やＡ・ロディック（アメリカ）ら、多数の有名選手が登場する。

ＥＡ社社長のピーター・ムーア氏は「Wiiでの『グランドスラムテニス』は、選手が味わうリアルな動きと興奮をゲームをする人達に、年齢や技術に関係なく経験できる。」と、そのゲームのすごさと特徴を語っている。

これがテニスゲームへのデビューとなるマッケンローは「ＥＡ社が家族で楽しめる世界中で人気のこのゲームに、テニスを取り入れてくれたことは本当に素晴らしいこと。これはまさしくテニスと言うスポーツが世間に広く親しまれている証拠で、もっとテニスへの興味や興奮が増すことに繋がればと思っている。」と、テニスの普及にも効果があると喜んでいる。

ゲームはワイアレスのコントローラーを手にし、ラケットを降る動きをすることで、ゲーム内の選手がテニスをプレーし始める。自分を有名選手に置き換え、対戦相手も選ぶことができ、４大大会での好ゲームを演出し体感できる。

錦織圭本人も実際にこのゲームを行ったとのこと。選手を選ぶ時に、ナダル、フェデラー、マッケンロー、錦織圭と本人が出てきて嬉しいながらも恥ずかしくもあったと語る。サンプラス、ナダル、ボルグと対戦するも１勝も上げられなかったが、今までのゲームにはない興奮を味わっていた。