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かつて全仏オープンの決勝に進出したこともあるG・コリア(アルゼンチン)が、27歳の若さにしてテニス競技から引退することを表明した。2004年の全仏オープンで決勝に進出し、自己最高ランキング3位を記録したコリアは、現役引退について数ヶ月ほど悩んでいたと語っている。
アルゼンチンテニス協会のウェブサイトでコリアは「もう競技をしたいとは思わないのです。もうプレーはしないことを決意しました。」とその心境を吐露している。
コリアはキャリア通算9回のツアー優勝を果たしており、2004年には決勝でG・ガウディオ(アルゼンチン)に敗れたものの、全仏オープンで準優勝を飾り、世界ランク3位にまで昇りつめたが、その翌年のウマグでの優勝を最後に、その成績は下降線をたどり始めた。
現在は世界ランク672位となっているコリアは「2005年にだんだんと競争心が薄れていったんだ。僕の情熱が同じではなくなって、それまでの様なプレーが不可能になった。この競技は100%の状態で臨まなくてはならないんだ。」と当時を振り返った。
コリアは2000年、18歳のときにプロに転向すると2003年には南アメリカでナンバー1となり、世界ランク5位でシーズンを終えると、ツアー最終戦に出場した最初のアルゼンチン選手となった。
コリアが最後に出場した大会は、今年3月にバンコクで行われたチャンレンジャー大会であった。「新しい計画を立てたときから、自分の判断にとても満足している。そしてこれからは家族のためにもっと時間を費やせるね。」
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