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女子テニスツアーのバルセロナ女子オープン（スペイン/バルセロナ、２２万ドル、クレー）は１５日、シングルス２回戦４試合を行い、第２シードのＦ・ペネッタ（イタリア）が同胞のＲ・ビンチ（イタリア）に1-6, 2-6のストレートで敗れ、上位４シード選手全てが２回戦で姿を消した。

第１シードで出場のＡ・コルネ（フランス）と第４シードのＫ・カネピ（エストニア）が１回戦で敗れ、第３シードで出場予定だったＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）が腹筋痛のため試合直前で欠場を表明する中、この日は第２シードのペネッタがサーブ＆ボレーを得意とするビンチの前に、わずか７２分で敗退を喫した。

世界ランク１４位のペネッタは、９本ものダブルフォルトを犯すなど、同６１位のビンチに６度のブレークを許す苦しい展開で、活路を見出すことが出来なかった。勝ったビンチは予選を勝ち上がったＡ・ヤキモバ（ベラルーシ）と準々決勝を行う。ヤキモバはＭ・リバリコワ（スロバキア）を3-6, 6-3, 6-0の逆転で下してのベスト８入り。

昨年度チャンピオンで第６シードのＭ・キリレンコ（ロシア）は、Ｓ・ブレモン（フランス）を7-5, 6-2のストレートで下して、準々決勝へ駒を進めた。安定したサービス・ゲームで試合を優位に進めたキリレンコは、ブレモンに１度のブレークを許すも、ブレモンのサービスを４度ブレークに成功し連覇へ一歩前進した。ベスト４入りを懸けて、昨年の決勝で戦ったＭＪ・マルチネス=サンチェス（スペイン）と対戦する。マルチネス=サンチェスはラッキールーザーのＭ・ザック=ペスキリック（スロバキア）を7-5, 5-7, 6-2で下しての勝ち上がり。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。