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女子テニスツアーのMPSグループ選手権(アメリカ/マイアミ、賞金総額22万ドル、クレー)は12日にシングルス決勝を行い、第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第5シードのA・ウズニアッキ(カナダ)に6-1, 6-2で圧勝し、見事、今季ツアー初優勝果たした。ウォズニアキは優勝賞金3万7000ドルを手にし、ツアー通算4勝目をマークした。
ウォズニアキは第1サーブが入ったポイントのうち84%を獲得し、クレー・シーズン開幕戦を制した。一方、敗れたウズニアッキは決勝を通じてチャンスを見出せず、ダブルフォルトなどで自滅した。
試合後、ウォズニアキは「試合の戦略は、攻撃的にプレーして、相手を走らせることだったの。」と話した。「クレー・シーズンに向けて最高のスタートを切ることができたわ。強豪選手たちを倒すことができて自信になった。」
ウォズニアキは予防のため、準決勝に引き続き、右足太腿にテーピングを施してプレーした。痛みは土曜日以降治まっており、決勝を通じて得意の俊敏さを生かしてボールを追うことができたと語っている。「俊敏さは私の自慢の1つなの。」
またウォズニアキは準決勝のE・ヴェスニナ(ロシア)戦でめまいと吐き気を催しており、試合中にはトレーナーが何度もコートに入り、血圧を測ったりしていた。しかし決勝ではまったく問題がなかったようだ。
だがウォズニアキは予防のためにアイス・バッグを手元に用意し、時おり足にあてていた。ウォズニアキは「予防のためよ。昨日のような事態にはなりたくなかったの。」と理由を説明した。
一方、敗れたウズニアッキは「だめだったわ。大事なショットをミスしてしまい、彼女(ウォズニアキ)にリードを許してしまった。チャンスはあったから悲しいわ。」と肩を落とした。
ウズニアッキは右肩のケガからの回復途上にあり、肩は依然として痛んでいるとのことで、ダブルフォルトは6本にものぼった。ウズニアッキは「よくなっているけど、サーブのときに毎回、痛むの。考えないようにしているけどね。」と話した。
ダブルス決勝では、ノーシードから勝ち上がったC・チュアン(台湾)/S・ミルザ(インド)組が第1シードのL・レイモンド(アメリカ)/K・ペシュキ(チェコ共和国)組を6-3, 4-6 (10-7)で下し、優勝賞金11万ドルを手にしている。
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