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女子テニスツアーのMPSグループ選手権(アメリカ/マイアミ、賞金総額22万ドル、クレー)は、7日にシングルス1回戦残りの11試合が行われ、第1シードのN・ペトロワ(ロシア)、第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)らが順当に2回戦進出を決めた。
ペトロワはO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を6-2, 6-4と1時間20分のストレートで下し力の差を見せ付けた。4本のサービスエースを叩き出すなど、第1サーブでは76%の確率でポイントを稼ぎ、サーブでゴヴォルツォバを圧倒した。
強い風が吹く悪いコンディションの中での試合だったペトロワは「こんなに強い風の中で試合をするのはあまりないわ。本当に難しい試合だった。こんな状況での試合は、いかに多くのボールを相手コートに返すかね。最高のテニスなんてとても無理だから、とにかくシンプルにより堅実なプレーを心がけたの。」と、状況に合わせたテニスで切り抜けていた。
第2シードのウォズニアキは、S・ストザー(オーストラリア)に6-3, 6-7 (4-7), 6-1のフルセットで振り切った。第2セットの接戦を制しファイナルセットへ持ち込んだストザーだったが、第3セットはサーブのリズムを崩し第1サーブの確率は50%を切り、36%しかポイントを取ることができなかった。伸び盛りの18歳であるウォズニアキはそこを攻め立て、2度のブレークに成功して勝利を手中に収めた。
ペトロワは前日、14歳でWTAデビュー戦を勝利で飾ったM・キーズと、ウォズニアキはA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)を6-2, 6-4のストレートで下したV・ラッツァーノ(フランス)と準々決勝進出を懸けて対戦する。
この日一番の番狂わせはラッキールーザーのV・レプシェンコ(ウズベキスタン)が演じた。ツアーでのベテランで、第4シードのP・シュニーダー(スイス)を6-2, 6-0とわずか72分で一蹴した。レプシェンコはJ・ドキッチ(オーストラリア)の欠場から本戦入りを果たしその幸運を生かした。同じく第6シードのS・ポン(中国)も、この日の波乱の犠牲者となった。E・ヴェスニナ(ロシア)がポンを2-6, 6-1, 6-3の逆転で破り、金星を掴んだ。レプシェンコはM・シンク(ハンガリー)を6-7 (5-7), 6-4, 6-4で破ったT・パスゼック(オーストリア)と、ヴェスニナは前日、森田あゆみ(日本)を下して勝ち上がったP・メイヤー(オーストリア)とそれぞれ2回戦を行う。
その他のシード勢は順当に勝利しており、第5シードのA・ウズニアッキ(カナダ)はJ・クレイバス(アメリカ)を6-4, 6-4で、第8シードのB・マテック(アメリカ)は予選者のM・バルトリ(フランス)を5-7, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で下した。バルトリはランキングこそマテックの39位を上回る13位だったが、エントリーの関係上予選からの出場を余儀なくされた。
その他の試合ではS・リシキ(ドイツ)が予選勝者のM・コリツェワ(ウクライナ)を6-3, 7-6 (7-3)で、主催者推薦で出場のD・ハンチュコバ(スロバキア)が予選勝者のA・セヴァストバを2-6, 6-4, 7-6 (7-5)で、予選を勝ち上がったA・ロディオノワ(ロシア)がG・ウォスコボエワ(ロシア)を6-4, 6-2で下した。ウズニアッキがリシキと、マテックがハンチュコバと、ロディオノワは第3シードのD・チブルコワ(スロバキア)と2回戦で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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