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ジュニアでも行われている国別対抗戦(男子はデビスカップで女子はフェドカップ)で、アジア・オセアニア・ゾーンの最終予選が4月15日からオーストラリアはヴィクトリア州で行われる。地元オーストラリア・チームの監督として、男子はP・ラフター(オーストラリア)、女子はA・モリック(オーストラリア)が務めることが決まった。
ジュニア大会は16歳以下の選手で構成されており、アジア・オセアニア・ゾーンでは3月にミャンマーで行われた1次予選を勝ち抜いた16チームの中から4チームが、9月にメキシコで行われる世界大会へ出場する。各エリアから勝ち上がった合計16チームが集い、世界1位を争う。
元世界ランク8位で、アテネ五輪銅メダリストのモリックは「オーストラリアを代表して出場したフェドカップは、テニスでの最高の思い出の1つ。こうしてジュニアのチーム対抗戦に携わることで、自分の経験などを次代の若い選手へ伝えることができることは、この上ないチャンス。自分の経験を生かしてお役に立てるよう、頑張りたい。」と、意欲を語っていた。
オーストラリア・テニス協会会長は「モリックは、わが国を代表するチャンピオンであるのは元より、若手にお手本になるような素晴らしい人間でもある。彼女はとても熱心で、プロとしての意識も高い選手で有名だった。ジュニアの選手達はそんな彼女から、多くのことを学ぶことができるだろう。」と、彼女を任命した理由を語っていた。
1998年のUSオープン覇者であり元世界1位のラフターも、男子ジュニアを率いて世界1を狙う。ラフターはシニア大会である『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』に今季から参戦し選手としても元気な姿を見せている。そのデビュー戦は3月18日から22日までメキシコで行われた第3戦で、J・クーリア(アメリカ)を下し決勝へ進出するも、P・サンプラス(アメリカ)に敗れ惜しくも準優勝だった。
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