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女子テニスツアーのフォルティス選手権(ルクセンブルグ/ルクセンブルグ、賞金総額22万5000ドル、ハード)は26日、シングルス決勝を行い、第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)が、第4シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を2-6, 6-4, 7-6 (7-4)のスコアで振り切り、見事優勝した。
今季、ドバイの大会と北京五輪で優勝しているデメンティエワだったが、第1セットはウォズニアキの猛攻に会い、2-6で落としてしまう。
しかし第2セットを6-4で奪い返すと、第3セットのタイブレークでは5-2とリードし、そのまま逃げ切った。
試合後、デメンティエワは「四大大会で優勝したような気分だわ。人生で一番タフな決勝だったと思う。彼女(ウォズニアキ)のプレーは非常によかった。守りは完璧だし、ドロップショットやパッシングショットもある。私はただ前向きな気持ちを失わずに、攻撃を続けたの。勝ててうれしい。」と激戦を振り返った。
ウィンブルドンと全米オープンでベスト4入りを果たしているデメンティエワは、2003年以来となるシーズン3勝を達成、今季の戦績を54勝15敗とし、優勝賞金3万5000ドルを手に入れた。
一方、18歳のウォズニアキは今シーズン4勝目をねらったが、惜しくも涙をのんだ。「ファイナルセットのタイブレークで負けるのは気分がいいものではないわ。でもエレーナ(デメンティエワ)はすばらしい試合をした。勝利に値するわね。タフな試合になるのは分かっていたから、どのポイントも攻めにいった。残念ながら勝てなかったけど、エレーナのプレーはすばらしかった。」と勝者をたたえた。
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