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男子テニスツアーのスイス・インドア(バーゼル/スイス、賞金総額89万1000ユーロ、ハード)は24日、シングルス準々決勝を行い、第3シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、第6シードのI・アンドレエフ(ロシア)を6-4, 7-5で下し、ベスト4に進出した。
20歳のデル=ポトロは今季後半になってから絶好調で、最近の38試合で35勝を記録している。また、デル=ポトロは4月以降、ランキングを81位から9位にまで上げてきており、アルゼンチンのトップ選手である、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)とわずか15ポイントのところまで、ランキングポイントを獲得している。
そのナルバンディアンは、今大会に第2シードとして出場しており、準々決勝では、B・ベッカー(ドイツ)を7-6 (7-4), 6-4で下し、ベスト4に名乗りを上げており、デル=ポトロと決勝進出を懸けて対戦することとなった。
両者は先週のマドリードの大会の3回戦でも顔を合わせており、その時はデル=ポトロが勝っている。
一方のナルバンディアンは、今大会で2002年に優勝しており、また準優勝が2度ある。今年は久々の優勝をもくろむ。
第1シードで地元期待R・フェデラー(スイス)は、ノーシードのS・ボレッリ(イタリア)に6-2, 6-3で完勝し、準決勝に駒を進めた。
フェデラーは今大会、2006年と2007年に優勝しており、3年連続の優勝を狙う。また2000年と2001年には準優勝していた。
フェデラーは準決勝でノーシードのF・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは準々決勝で第4シードのJ・ブレーク(アメリカ)を6-4, 7-6 (9-7)で下し、番狂わせを演じた。
フェデラーとロペスはこれまで6度の対戦があり、フェデラーが全勝中。しかし世界39位のロペスは今週絶好調で、ブレークに加え、第8シードのM・フィッシュ(アメリカ)からも勝利を上げており、準決勝でも番狂わせを演出できるかどうか、注目が集まる。
今大会の優勝賞金は14万5200ユーロ。
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