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北京オリンピックのテニス競技(中国/北京、ハード)が10日に開幕したが、女子シングルス第1シードのA・イバノビッチ(セルビア)をはじめ、トップ選手の数名が、初戦を前に大会からの棄権を表明した。
メダル獲得の有力候補と見られていたイバノビッチは、先月のウィンブルドン終了後から痛めた右手の親指と人差し指が、思うように回復せず、月曜日に予定されてい初戦を前に、大会ドローから姿を消すことになった。
「私のキャリアの中で、最も辛い時のひとつです。とても残念です。」とコメントしたイバノビッチは、25日から始まるUSオープンには出場する予定。
イバノビッチの代わりには、世界ランク117位のT・オブジラー(イスラエル)が入る。
また、T・ゴロバン(フランス)はシングルスとダブルスの両方に出場予定であったが、予定されていた日曜の初戦の直前に、両種目からの棄権を表明している。
世界ランク28位のゴロバンは、今季は背中の怪我に悩まされており、5月以降、大会には出場していなかった。またゴロバンは、P・パルメンティエ(フランス)とのペアで、ダブルスに出場予定であった。ゴロバンの代わりには、M・アニ(エストニア)が出場する。
また元女王L・ダベンポート(アメリカ)も、長引くヒザの故障を理由に、シングルスの棄権を表明しており、その代りにMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)が出場することとなっている。
男子では、第14シードのI・カルロビッチ(クロアチア)が胃の不調を訴え、シングルスを棄権しており、同胞のI・リュビチッチ(クロアチア)も背中の怪我を理由に、シングルスを棄権している。リュビチッチは、ダブルスには出場する予定。
カルロビッチの代わりにX・ユウ(中国)が入り、T・ベルディフ(チェコ共和国)が第17シードとなる。リュビチッチの代わりに本選に出場するのは、D・ムリングス(バハマ)となっている。
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