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男子テニスツアーのノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、賞金総額56万8千ドル、芝)は金曜日に準決勝を行い、第4シードのI・カルロビッチ(クロアチア)が第8シードのG・モンフィス(フランス)を7-6(7-4), 7-6(7-4)で振り切り、見事決勝進出を決めた。
ディフェンディング・チャンピオンの29歳カルロビッチは、決勝で第3シードのF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは準決勝でM・チリッチ(クロアチア)に6-3, 6-1で圧勝した。
試合後、カルロビッチは「自分のプレーで決勝進出ができてうれしい。とてもハッピーだよ。」と話した。
ツアーでもっとも背が高いカルロビッチは、準決勝で11本のサービスエースを放ち、また今季放ったエースの数は519本でツアートップ。今大会でこなした4試合でも、すでに72本のエースを数え、2回戦のS・クエリー(アメリカ)戦では27本のエースを記録した。
そのカルロビッチに敗れたモンフィスは、世界王者のR・フェデラー(スイス)に敗れたものの全仏でベスト4入りを果たしており、今大会でもその勢いを持続した格好となった。
一方、24歳のベルダスコにとって芝のコートでの決勝進出は今回が初めて。ツアー決勝での戦績は1勝3敗で、唯一の優勝は2004年のバレンシアの大会でのもの。
ベルダスコは「とてもうれしい。(クレーコートが得意な)スペイン人選手にとって、芝の大会で決勝に進むのは特別なこと。でも最近は、僕たちも芝をそれほど苦手にしなくなってきていると思う。」と述べた。
カルロビッチとベルダスコは過去にハードコートで2度対戦があり、戦績は1勝1敗。ベルダスコは「彼(カルロビッチ)はタフな相手。ベストを尽くして彼の強烈なサーブをリターンするつもりさ。簡単ではないだろうけどね。」と話した。「彼はサービス・アンド・ボレーをしてくるだろうし、チャンスがあればすぐネットに出てくるだろう。素早く動き回って、速い展開についていく必要がある。」と戦略を立てていた。
今大会の優勝賞金は9万1000ドル。
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