- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

全仏オープン大会第６日の３０日、男子シングルス３回戦が行われ、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）、第３シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）らが４回戦に進出した。また、地元フランス勢の第１８シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）、Ｊ・シャーディ（フランス）、Ｍ・ロドラ（フランス）らも勝ち進み、地元ファンを喜ばせた。

ディフェンディング・チャンピオンのナダルは、第２６シードのＪ・ニエミネン（フィンランド）を6-1, 6-3, 6-1で下し、今大会での通算成績を２４勝０敗とした。Ｂ・ボルグ（スウェーデン）以来の４連覇を目指すナダルは「今日は少し疲れを感じたよ。ここ２日間で３セットずつしか試合をしていないけど、２日間で６セットもプレーしていたからね。特に初戦は（雨での中断のせいで）１日中ロッカールームにいたから大変だった。だけど、この３日間を全てストレートで勝てたのは大きいよ。今は少し疲れているから、明日の休養日がすごく重要になる。」とコメントした。

ジョコビッチはＷ・オディスニク（アメリカ）を7-5, 6-4, 6-2で退けて４回戦進出。ジョコビッチは初戦こそ４セットで勝ち上がったが、２回戦、３回戦とストレートでの勝利をあげている。ジョコビッチは次戦では、地元の期待を背負った第１８シードのマチューと対戦する。マチューはＥ・シュワンク（アルゼンチン）に6-2, 6-3, 3-6, 7-6 (11-9)で勝利した。

上位陣の２人が順当に４回戦に進出した一方、第１０シードのＡ・マレー（英国）が第１９シードのＮ・アルマグロ（スペイン）に3-6, 7-6 (7-3), 3-6, 5-7で敗れ、大会を後にした。勝ったアルマグロは今季、クレーコートで２つのタイトルを獲得し、今大会のダークホースと目されている。

アルマグロと４回戦で対戦するのは、快進撃を続けている世界ランク１４５位のＪ・シャーディ。主催者推薦で出場しているシャーディは、第３０シードのＤ・ツルスノフ（ロシア）から7-6 (7-1), 6-3, 6-4で勝利をもぎ取っている。また、シャーディは２回戦で、第６シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）を下す金星もあげていた。

もう１人の地元勢、Ｍ・ロドラはＳ・ボレッリ（イタリア）を7-6 (7-2), 6-4, 7-6 (7-5)で振り切り、こちらも４回戦進出を決めている。

この他の試合の結果は以下の通り。

男子シングルス 第三回戦

Ｆ・ベルダスコ（スペイン） (22) ○-× Ｍ・ヨージニ（ロシア） (15), 7-6 (7-5), 5-7, 7-5, 6-1
Ｅ・ガルビス（ラトビア） ○-× Ｎ・ラペンティ（エクアドル）, 6-3, 7-5, 6-2

男子シングルス 第二回戦

Ｊ・ベネトー（フランス） ○-× Ａ・ファリャ（コロンビア）, 6-1, 6-7 (5-8), 6-3, 6-7 (4-7), 6-0
Ｆ・セラ（フランス） ○-× Ｖ・ハネスク（ルーマニア）, 6-4, 6-3, 6-7 (5-7), 7-6 (7-5)