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準決勝はロディックらが途中棄権◇イタリア国際男子

男子テニスATPマスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子(ローマ、賞金総額350万ドル、クレー)は土曜日に準決勝2試合を行い、N・ジョコビッチ(セルビア)A・ロディック(アメリカ)といった人気選手が登場したが、両試合とも棄権により試合が中断され、合計してわずか49分しか行われず、会場の観客をがっかりさせた。

第6シードのA・ロディックはS・ワウリンカ(スイス)と対戦し、第1セットを3-0とリードされた時点で、背中の故障により棄権を決めた。また、今大会R・フェデラー(スイス)を破る番狂わせを起こしていたR・シュティエパネック(チェコ共和国)は、第3シードのN・ジョコビッチと対戦、0-6, 0-1となった時点で熱中症の症状でコートを去った。

ツアースケジュールが厳し過ぎると主張するジョコビッチは、自身も先月のモンテカルロ・マスターズ準決勝でフェデラーと対戦したが、のどに痛みがあったため途中棄権している。「大きな大会でこのような状況は避けたいね。選手は理由なくしてケガはしない。ちゃんとした理由があるんだ。僕も何度もそういった状況に陥ったことがあるから、よく分かる。」とロディック、シュティエパネックに同情を示した。

世界ランク6位のロディックは、第1セットの第3ゲームでワウリンカが繰り出したフォアのエースを見送った際に様子がおかしくなった。チェンジコートの際にトレーナーを呼び、その後サーブをしてダブルフォルトをすると、すぐさま棄権を決めた。
ロディックは「昨晩マッサージを受けているときに背中に違和感があった。そして試合中にちょっと変な動きをしたら、もうだめだった。今は左腕を動かすことができない。これではプレーはできないよ。」と肩を落とした。

一方、シュティエパネックは第1セット終了後にトレーナーを呼び、首に氷を当てたが、第2セットの第1ゲームが終わった時点でネットに歩み寄ってジョコビッチに棄権を伝えた。
シュティエパネックは「今朝の練習後にすでに気分が悪くなっていた。昼食を食べたら少しよくなったんだ。でも試合が始まったらどんどん気持ちが悪くなっていった。めまいがして、プレーができなかった。」と話した。

これで日曜日の決勝はジョコビッチ対ワウリンカとなった。準決勝が2試合とも棄権となってしまっただけに、白熱した試合が期待される。

今大会の優勝賞金は55万7,000ドル。

(2008年5月11日10時49分)

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