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女子テニスの元世界ランキング4位で、現役復帰したクルム伊達公子(日本)選手(37)=フリー=が4日、岐阜長良川テニスプラザで行われたカンガルーカップ国際オープンのシングルスで準優勝、ダブルスは優勝と活躍。シングルス終了後に「日本のテニスが良くなって、魅力を伝えていければいい」と観客に向けてスピーチした。
会場には2500人の観衆が詰め掛け、一時代を築いた名選手のプレーに沸いた。岐阜市の主婦堀美成(39)さんは「(1996年に)引退したときはもったいないと思っていた。見ていて楽しいし、すごく応援したい」と、衰えないプレーぶりに魅了された様子だった。
クルム伊達選手の高い人気を受けて、この日は100人を超すスタッフが配置されて対応。大きな問題は起こらなかったという。復帰初戦が予想以上に大きな関心を集めたことで、大会の宣伝効果も生まれた。岐阜県テニス協会の岩崎弥広理事長は「スポンサーが1社でも2社でも増えてくれたらいい」と、今大会の大盛況が今後につながることを期待した。
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