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(ドイツ、シュトゥットガルド)
ポルシェ・テニス・グランプリ(賞金総額6万5千ドル、ティア2)は3日、シングルス2回戦に登場した世界ランク2位で第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)が、新鋭A・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 6-7(5-7), 6-3で下し、ベスト8進出を決めた。
クズネツォワは、先月USオープンで準優勝に輝き、ランキングを自己最高の2位に上昇させてから初めてのツアー出場だったが、先週末に行われたフェドカップ決勝でもシングルスで2勝を上げてイタリアを4勝0敗で下す原動力となるなど、その実力を知らしめていた。
この日のクズネツォワはサービスが好調で16本ものエースを叩き出し、火曜日にM・バルトリ(フランス)を破る金星を上げたラドワンスカに対し1度しかブレークを許さなかった。準々決勝では予選勝者のJ・バクレンコ(ウクライナ)を7-5, 6-2のストレートで退けた第6シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と顔を合わせる。
USオープン以来の試合となるセリーナは、11月に行われるツアー最終戦に出場するポイントを稼ぐためか、この秋のヨーロッパ・シリーズに久々に登場した。セリーナは24歳のバクレンコとは初対戦だったが、10本のサービスエースを記録し、ダブルフォールトは1つも犯さない安定したプレーで試合の主導権を握った。
もう1試合行われた2回戦では、第4シードのA・チャクエタゼ(ロシア)が昨年準優勝のT・ゴロバン(フランス)に6-7(3-7), 1-6で敗れた。先週のルクセンブルグでも準々決勝で敗退していたチャクエタゼは、これで2大会連続で4強入りに失敗した。準々決勝へ駒を進めたゴロバンは、6本のサービスエースを記録し、5度のサービスブレークを奪うなど、チャクエタゼに4月のマイアミで敗れた借りを返した。対戦成績はゴロバンの3勝2敗。
また、シングルス1回戦残りの4試合も行われ、先週ルクセンブルグで今季3度目の優勝を飾った第5シードのA・イバノビッチ(セルビア)が、P・シュニーダー(スイス)を6-0, 6-2で一蹴し2回戦進出を決めた。19歳のイバノビッチは、シュニーダー戦3連勝で、通算対戦成績を4勝3敗と勝ち越した。
その他、第8シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)はL・サファロバ(チェコ共和国)を6-1, 6-3で下し、火曜日にA・モレスモ(フランス)を破ったE・デメンティエワ(ロシア)と2回戦を行う。M・クライチェック(オランダ)もA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 6-2で破り、昨年覇者で第7シードのN・ペトロワ(ロシア)と2回戦で対戦する。K・ボンダレンコ(ウクライナ)もK・ナップ(イタリア)を7-5, 6-0で倒した。
今大会の優勝賞金は9万2千410ドル。
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