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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープン大会3日目、男子シングルス1回戦に登場した今大会第2シードのR・ナダル(スペイン)は、ワイルドカードのA・ジョーンズ(オーストラリア)に勝利したが、1セットを奪われるなど、本調子ではない形での初戦突破となった。
その原因は膝の故障で、3日前の練習中に左膝の腱に違和感を覚えたという。「それまで(3日前まで)は大丈夫だったんだけど、練習の最後のほうで何か感じたんだ。次の日は練習せずにいて、昨日も35分しかプレーしていない。もしもう1大会前哨戦に出ていたら、今はコートに立てていなかったよ。でも、ここはUSオープンで、僕にとっては重要な大会なんだ。」とナダルは説明した。
「膝が良くなってくれることを願うよ。たくさん動けないし、コートに出る前にはコーチと相談して、『なるだけ少ない動作で勝利に結びつけるように』と言われている。昨日のMRI検査では大事に至っていないと分かったけど、そんな風にプレーするのは難しいよ。右膝にも同じような故障があるんだけど、1週間プレーをやめて、治療をしていたから、随分良くなっている。プレーをやめられないとしたら、困難な状況になるだろうね。」
この日の試合では、これがUSオープンデビュー戦だった27歳のジョーンズに1セット獲得を許すものの、7-5, 3-6, 6-4, 6-1で競り勝った。ナダルは今大会で優勝すると、オープン化以降、史上6人目の全仏・全米同年覇者となる。
次の試合では、R・スウィーティング(アメリカ)に5-7, 6-2, 6-4, 6-2で逆転勝ちしたJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。
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