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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドンは大会8日目の3日、男女シングルス3・4回戦を行い、女子昨年優勝の第4シードA・モレスモ(フランス)が18歳の第14シードN・バイディソバ(チェコ共和国)に6-7(6-8), 6-4, 1-6で敗れ、連覇を逃した。バイディソバは初の全英8強進出を決めた。
芝で攻撃力を発揮する得意のサーブ&ボレーで仕掛けていきたいモレスモだが、バイディソバの強打を警戒して、ところどころで弱気のプレーが現れた。サーブでも13本のエースを放った一方で、それを上回る14本のダブルフォールトを犯すなど安定性を欠いた。勝ったバイディソバは、サーブ、リターンともに攻めの姿勢を貫き、甘い返球はネットにつめて仕留めていくなど、積極性が光った。
バイディソバは昨年の全仏オープン4回戦を含め、これでモレスモ戦3連勝となった。
その他の試合では、第18シードのM・バルトリ(フランス)は今季好調の第3シード、J・ヤンコビッチ(セルビア)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下して、初の四大大会ベスト8進出を決めている。第5シードのS・クズネツォワ(ロシア)が16歳のT・パスゼック(オーストリア)を6-3, 6-2で一蹴した。また第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)は第11シードのN・ペトロワ(ロシア)に6-1, 2-6, 6-4で競り勝った。
男子シングルスでは、4回戦で第20シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)がJ・ティプサレビッチ(セルビア)に7-5, 6-3, 7-6(7-5)でストレート勝ちした。また中断となっていた3回戦では、第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)がG・モンフィス(フランス)を6-3, 7-5, 6-3で、第16シードのL・ヒューイット(オーストラリア)が第22シードのG・カニャス(アルゼンチン)を6-4, 3-6, 6-3, 6-4でそれぞれ下し、4回戦進出を決めた。
またダブルスでは、第4シードの杉山愛(日本)/K・シュレボトニック(スロベニア)組がE・ロワ(フランス)/N・プラット(オーストラリア)組に6-0, 6-3で快勝。森上亜希子(日本)/J・ガイドソバ(オーストラリア)組は第7シードのJ・フサロバ(スロバキア)/M・ショーネシー(アメリカ)組に5-7, 6-4, 6-8で惜敗した。
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