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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドンは大会6日目の20日、女子シングルス3回戦を行い、第26シードの杉山愛(日本)が、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)に6-3, 6-3で敗れ、2年連続の4回戦進出を逃した。
杉山愛31歳、必勝を誓ったシャラポワ戦も3度目の正直とはいかなかった。1度目の2004年ウィンブルドン準々決勝はフルセットで、2度目の今年2月の東レ・パンパシでもフルセットで敗れた。特に2004年にこの地で敗れたときは、当時17歳のシャラポワがその勢いで四大大会初優勝を遂げており、今回はその雪辱を果たしたい気持ちがあった。
第1セットは序盤から緊張感のある打ち合いとなった。しかし、第5ゲームで6度目のブレークポイントでシャラポワにサービスを破られると、第9ゲームではダブルフォールトを犯して第1セットを落とした。第2セットでは気持ちを入れ替えた杉山が、第1ゲームでシャラポワのサービスをラブゲームで破って、3-1とリードを奪った。その後も杉山は積極的に攻めたが、第5ゲーム以降シャラポワに5ゲーム連取を許して、あえなく敗北となった。
今年の全仏オープンで敗退したときに、「サーブが足を引っ張った」と語った杉山。今回はそのサーブの成功率をフットワーク、展開の早さで補っていったが、最近安定感を増してきた世界第2位のシャラポワにまたも行く手を阻まれてしまった。
シングルスでは敗れてしまったが、進化を続ける日本のエースは心機一転ダブルスで優勝を狙う。
日本勢では、森上亜希子(日本)も3回戦を行い、V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦したが、2-6, 4-1の時点で降雨のために試合が中断となっている。
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