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(ポーランド、ワルシャワ)
J&Sカップ(賞金総額60万ドル、ティア2)は大会初日の30日、シングルス1回戦を行い、第5シードのN・ペトロワ(ロシア)、第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)らロシア勢が勝利したが、第8シードのK・シュレボトニック(スロベニア)が初戦で姿を消した。
ペトロワは、主催者推薦枠で出場の16歳、K・ピター(ポーランド)を6-3, 7-5のストレートで下した。2000年大会以来の出場のペトロワは2回戦で、S・ブレモン(フランス)を6-2, 6-3で倒したM・サンタンジェロ(イタリア)と顔を合わせる。チャクエタゼはJ・クレイバス(アメリカ)に7-6(8-6), 7-5で辛勝。シュレボトニックは、A・ボンダレンコ(ウクライナ)に3-6, 6-4, 1-6のフルセットで敗れた。
今大会のトップシードは、四大大会5勝を誇る世界ランク1位のJ・エナン(ベルギー)で、初出場で初優勝をさらった2005年以来2年ぶりの出場。エナンは3回の全仏オープン優勝を含め10タイトルを獲得している。今季は大会スケジュールを過密に組んでいないが、最近は3大会連続で決勝へ進出する好調で、ドバイとドーハでは優勝を飾り、マイアミでは準優勝(決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)に6-0, 5-7, 3-6で敗れた)となっている。
第2シードは、昨年の覇者のK・クレイステルス(ベルギー)で、1月のシドニーに続く今季2度目の優勝を狙う。クレイステルスは、3月のマイアミでは4回戦でN・リー(中国)にフルセットで敗れているが、去年は1セットも落とさず完全優勝を上げた相性の良い大会で、調子を取り戻したいところ。
上位4シード選手は1回戦が免除となっているため、エナンはK・カネピ(エストニア)とA・グローネフェルド(ドイツ)の勝者と、クレイステルスはE・リホフツェーワ(ロシア)とJ・バクレンコ(ウクライナ)の勝者とそれぞれ2回戦を行う。
第3シードは昨年準優勝のS・クズネツォワ(ロシア)。第4シードは3週間前のチャールストンで自身初のティア1大会優勝を上げたJ・ヤンコビッチ(セルビア)。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドルとなっている。
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