HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、ネバダ州ラスベガス)
テニス・チャンネル・オープン(賞金総額41万6千ドル)は日曜日のナイトセッションで男子シングルスの決勝を行い、第2シードのL・ヒューイット(オーストラリア)がJ・メルツァー(オーストリア)を6-4, 7-6(12-10)の接戦の末に下し、同大会4年ぶり3度目の優勝を収めた。
昨年は決勝でJ・ブレーク(アメリカ)に敗れ、栄冠を逃していたヒューイットだが、今年は第4シードのメルツァーをストレートで下し、見事2000年、2003年に続く同大会3勝目を獲得した。これまでにこの大会を3度制したことがある選手はA・アガシ(アメリカ)のみで、ヒューイットが2人目の選手となった。
今回の優勝で10年連続タイトル獲得という偉業を達成したヒューイットは、「これはとても大きな勝利だよ。去年のUSオープン以降、昨年末のインドアシーズンを全部休まなくてはならなくて、今年の全豪オープンまで全然プレーしていなかったんだ。そのせいで、自分自身や自分のテニスのリズムだけでなく、精神面や復帰においても困難なことがたくさんあったよ。」と、厳しかった時期を振り返った。また、ヒューイットはメルツァーとの対戦戦績を5勝0敗とした。
一方、昨年9月以来のツアー2勝目を狙ったメルツァーは、第1セットでヒューイットからブレイクを奪い、第2セットでも先にセットポイントを握るなど、元世界1位を相手に互角の戦いを見せた。しかし、後1本が取れず、逆にタイブレイクで3本のマッチポイントをしのいだ奮闘空しく、4本目で勝負ありとなった。「ファイナルセットに持ち込めるチャンスは十分あった。でも、取れなかったのはアンラッキーだったのと、僕が固くなっていたせいだと思う。」とメルツァーは試合の感想を述べた。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.