HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(カタール、ドーハ)
カタール・トタル・オープン(賞金総額134万ドル、ティア2)は木曜日にシングルス準々決勝4試合を行い、4強が出揃った。世界ランク2位で第1シードのJ・エナン(ベルギー)は、第5シードのP・シュニーダー(スイス)を3-6, 6-4, 7-5の逆転で下し、今季3度目のベスト4進出を決めた。
エナンは水曜日の2回戦では、完全復活を目指す元世界8位のA・モリック(オーストラリア)を振り切って準々決勝に駒を進めていた。この日の試合では、第1セットを奪われる厳しい流れを挽回し、第2、第3セットで4度のブレイクを奪って準決勝進出を決めた。準決勝でエナンは第4シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。ヤンコビッチは予選から勝ち上がってきたK・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 6-3で退けた。エナンとヤンコビッチは昨年USオープン準決勝以来の顔合わせで、これまではエナンが2勝0敗と完勝している。
第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)は、第8シードのF・スキアボーネ(イタリア)を6-3, 6-4のストレートで倒した。現在世界ランク5位のクズネツォワは2大会連続の準決勝進出だが、先週のドバイでは、エナンに序盤のリードを挽回されて惜しくも敗れていた。
トップ2シードが順当に勝ち上がるなか、第3シードのM・ヒンギス(スイス)には勝利の女神は微笑まず、第6シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)に6-1, 4-6, 4-6の逆転で敗れた。2年連続のベスト4入りを狙ったヒンギスは、試合の序盤は一方的に進めて6-1, 4-1と試合の主導権を握り、ほぼ勝利を手にしたかに見えた。しかし、ハンチュコバの猛反撃に遭い、グランドストロークの打ち合いで押されて逆転を許してしまった。今年初の4強入りとなったハンチュコバは、準決勝ではクズネツォワと対戦する。両者はこれまでクズネツォワの4勝2敗。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.