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(フランス、パリ)
フランス・ガス・オープン(賞金総額60万ドル、インドアハード、ティア2)は金曜日準々決勝を行い、ノーシードから勝ち上がった新鋭L・サファロバ(チェコ共和国)が第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)を6-3, 6-4のストレートで下し、見事準決勝進出を決めた。
20歳のサファロバは、世界5位のクズネツォワに対し7本のエースを放ち、3本のブレークポイントをものにすると、82分でストレート勝ちを収めた。一方のクズネツォワは11本のエースを記録したものの6本のダブルフォルトを犯すなど不安定だった。サファロバは全豪オープン4回戦でも優勝候補だったA・モレスモ(フランス)を破っており、今大会でもその大物食いぶりを発揮した。準決勝では第1シードのJ・エナン(ベルギー)と対戦する。エナンはT・ゴロバン(フランス)を6-2, 3-6, 6-3で振り切ってのベスト4入り。
現在世界ランク2位のエナンは、「個人的な事情」を理由に全豪オープンを含む今季最初の1ヶ月間、ツアーから離れていた。「個人的な理由」の真相は明らかにされていないが、離婚問題が関係しているとされている。この日エナンは、ダブルフォルトを3度犯し第2セットを落としたものの、最終セットでは、ファーストサービスが入った17ポイント中15ポイントをものにする猛攻をみせ勝利を手にした。
またこの日は、第2シードのA・モレスモも第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を7-6(7-5), 7-5で下し準決勝に駒を進めている。モレスモは今大会で昨年と2001年の2度優勝しており、準優勝も3度記録するなど非常に相性が良い。準決勝では今大会第4シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。24歳のペトロワは準々決勝で第7シードのD・サフィーナ(ロシア)と対戦し、わずか72分、6-3, 6-2で圧倒し準決勝進出を決めている。
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