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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン大会第7日、同大会2度の優勝を誇る元女王のS・ウィリアムズ(アメリカ)が、第11シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)に6-3, 6-2のストレートで勝利して、ベスト8進出を決めた。準々決勝では、第3シードのS・クズネツォワ(ロシア)を破った19歳のS・ペア(イスラエル)と対戦する。
ロッド・レーバー・アリーナの第3試合で行なわれたセリーナ対ヤンコビッチ戦は、一時降雨のために中断される場面があったが、セリーナが最後まで集中を切らすことなく1時間23分で勝負を決めた。ノーシードながら今大会3人目のシード選手撃破を決めたセリーナは、「(勝利する)自信があったわ。何より自分のゲームを信じていたの。何を言われようが、何を書かれようが、私は自分の力を最後まで信じているの。これって凄く大切なことだと思うわ。」と話していた。
ここまで快進撃を続けてきたヤンコビッチだったが、この日ばかりは相手が悪かったようだ。試合後ヤンコビッチは、「今日は動きが鈍かったと思う。いつものように動けなかった。恐らくここ数試合の疲れが出たのだと思う。ただセリーナは、とても堅実なプレーをしたわ。ミスも少なかったし。私はベストを尽くしたけれども、今日は私の日ではなかったということ。」と完敗を認めていた。
セリーナは、準々決勝で、世界ランク4位のクズネツォワを6-4, 6-2のストレートで下したS・ペアと戦う。ペアは初の四大大会ベスト8入り。
その他の試合では、第10シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-3, 6-3で退けた。「今日のプレーには本当に満足しているわ。試合をするごとに上達してきている。」と語るバイディソバは、準々決勝で同胞のL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。サファロバは4回戦で、昨年覇者でトップシードのA・モレスモ(フランス)を破る金星をあげている。
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