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（オーストラリア、ゴールドコースト）

モンディアル豪女子ハードコート大会（賞金総額１７万５千ドル、ティア３）は、土曜日決勝が行われ、第２シードのＤ・サフィーナ（ロシア）が第１シードのＭ・ヒンギス（スイス）を6-3, 3-6, 7-5で振り切り、見事今季ツアー初戦を優勝で飾った。またサフィーナはＫ・シュレボトニック（スロベニア）と組んだダブルスでも優勝し単複同時優勝を果たした。

Ｍ・サフィン（ロシア）の妹で２０歳のサフィーナは、２００５年のパリ・インドア、そしてプラハの大会以来の優勝。昨年５月のローマ大会の決勝でもヒンギスと対戦したが、そのときは敗れ準優勝に終わっており、今回はそのリベンジを果たした格好となった。「優勝できるなんて思ってもいなかった。とても厳しいドローだったしね。でも大会を通じて自分のプレーにとても満足しているわ。今日のウォーミングアップ時はとても緊張していたの。でもその緊張をうまくコントロールして、試合に生かすことができたわ。」

元世界ランク１位で過去５度グランドスラム大会で優勝している２６歳ヒンギスは、これまでサフィーナと２度対戦し、いずれも勝っていたが、三連勝とはいかなかった。