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(ドイツ、シュトゥットガルト)
ポルシェ・テニス・グランプリ(賞金総額65万ドル、ティア2)は金曜日準々決勝が行われ、第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)が第8シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を6-4, 6-1のストレートで下し、準決勝に駒を進めた。両者は全米オープンの4回戦でも顔を合わせており、そのときはヤンコビッチがクズネツォワに対し番狂わせを演じていた。しかしクズネツォワはその後バリと北京の大会で2大会連続優勝を飾り、波に乗っている。
クズネツォワは、「最初からいい感触があって、彼女の右を攻めていった。自分もプレッシャーはあったけど、こっちがいいプレーをすれば相手にプレッシャーを与えることができると分かっていた。」と思い通りのプレーができたようだ。2004年の全米覇者クズネツォワは、準決勝で同胞で第4シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。最近不調が続くペトロワは、D・ハンチュコバ(スロバキア)を6-2, 6-4で下しての4強入りで、復調の兆しを見せている。
ドローの上半分では、T・ゴロバン(フランス)がM・クライチェック(オランダ)を6-1, 6-2で圧倒した。ゴロバンは、「第1セットはとてもいいプレーができた。その後ちょっと疲れてしまってミカエラ(クライチェック)はプレッシャーをかけてきた。でも彼女を振り回す作戦が功を奏したわ。」と試合を振り返った。
ゴロバンは準決勝で第5シードのP・シュニーダー(スイス)と対戦する。シュニーダーは第3シードのE・デメンティエワ(ロシア)が棄権し、不戦勝でのベスト4進出。デメンティエワは2回戦のK・シュレボトニック(スロベニア)との対戦中、左足太腿の痙攣に見舞われ、それが完治していなかった。
今大会の優勝賞金は10万ドル。
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