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(アメリカ、サンディエゴ)
「私は何事に対してもプロフェッショナルでありたい。だからこそ彼らに対しても同じように振舞うことを要求します。」
M・ヒンギス(スイス)のいう『彼ら』とは薬物検査官のこと。ヒンギスによると、アキュラ・クラシックのスポンサーホテルでくつろいでいた時、いきなり薬物検査官がヒンギスの元を訪れ検査を強要したのだという。「彼ら(薬物検査官)には、きちんと選手のスケジュールを事前に把握した上で行動して欲しいの。何の予告もなしにいきなり目の前に現れて、プライベートな時間を台無しにするようなことだけは絶対にやめてほしい。私には私だけのプライベートな時間があってしかるべきだし、それを侵す権利は彼らにはないはず。もう少し選手に敬意をはらってもらいたいものね。本当に腹立たしいわ。」
怒りを露にするヒンギスだが、薬物検査自体を否定するつもりはないようだ。「検査を受けること自体には何の問題もないわ。ただフェアであって欲しいと願っているだけ。マリア(シャラポワ)なんて、『DON'T DISTURB(起さないで下さい)』のサインを出していたにも関わらず、検査官がいきなりホテルの部屋に来て三度もノックをしたと言ってたわ。このような行為は明らかに行き過ぎだと思う。誤解してほしくないけれど、私は検査を拒否してるわけではないの。ただプライベートな時間くらい放っておいて欲しいだけ。」
今回は、全ての選手が抱いていた不満を、ヒンギスが代弁する格好となったわけだが、非難声明を出すにあたりヒンギスには何の躊躇もなかったようだ。以前、L・ダベンポート(アメリカ)が、「彼女(ヒンギス)は『まさかそんなことまで言わないでしょう』って思うようなことでも平気で言ってしまうのよ。」と話していたが、ヒンギス節は今も健在のようだ。
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