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雨による2度の中断で水を差されても、フェデラーの強さは揺るがなかった。「普通なら雨で勢いが落ちるところだが、きょうは中断のたびに調子が上がっていった」。芝の王者は正味1時間47分で難敵を倒し、4連覇に前進した。
24歳のフェデラーが芝のコートで最後に敗れたのは4年前のウィンブルドン1回戦。その時の相手が2歳年下のアンチッチだった。今大会に第7シードで乗り込んできたサーブアンドボレーが得意の長身選手は、フェデラーを止める有力候補とみられていた。
しかし、ふたを開ければ王者の強さが際立った。軽快なフットワークで相手のボールに楽に追い付き、正確にコントロールされたショットをラインいっぱいに打ち込んだ。アンチッチは「まるで欠点がなかった。前回とは違う選手になっていた」と舌を巻いた。
5試合でまだ1セットも失っていない。「今大会はサーブが好調だし、リターンもいい。きょうはパスがよく決まって自分でも驚いた」。死角は見当たらず、芝の連勝は「46」となった。(共同)(了)
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