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(オーストリア、ポルトシャッハ)
ヒポ・グループ国際(旧称:セント・ポールテン国際グランプリ、賞金総額:38万8,630ドル)は土曜日決勝が行われ、N・ダビデンコ(ロシア)がA・パベル(ルーマニア)を6-0, 6-3で一蹴し、見事タイトルを獲得した。これで日曜日から開幕する全仏オープンに弾みをつけたダビデンコは、その全仏では第6シードとなっている。
ダビデンコは「スコアだけ見ると簡単な試合だったように思えるけど、全くそんなことはなかった。決勝ではスタートがうまく切れたと思う。ウィナーも狙っていったし、あらゆるポイントを攻撃的に仕掛けていった。それが功を奏したみたいだね。第2セットの最初ではパベルがいいサーブを打ってきたから、試合は大変になったよ。」と話していた。
パベルは準決勝で、第7シードのL・オルナ(ペルー)が背中の痛みのために棄権してのラッキーな決勝進出だったが、好調ダビデンコの前には本来の調子が出せず仕舞いだった。「ダビデンコがすばらしいプレーをした。彼は今週1週間すばらしいプレーをしていたから、今日はなすすべがなかった。特に、今日の決勝ではスタートが悪かったから、それがダビデンコに余裕を与えたみたいだね。その後は常に後手後手だった。個人的な意見だけど、ダビデンコは全仏でも優勝候補の1人だと思うよ。」と試合を振り返るとともに、勝者へ賛辞を送っていた。
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