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(アメリカ フロリダ州キービスケーン)
ナスダック100オープン9日目の30日は、女子シングルス準決勝の2試合が行われ、決勝の顔ぶれが決まる。その第1試合では、トップシードのA・モレスモ(フランス)と第12シードのS・クズネツォワ(ロシア)が対戦したが、クズネツォワが終始試合を制し6-1, 6-4で完勝し、ここしばらくのスランプを克服したことを印象づけた。
「彼女とは何度か対戦していつも接戦で負けていたけど、今年のドバイで初めて勝てて、自信のようなものが沸いていた。」と言うクズネツォワは、これでモレスモとの対戦成績を2勝4敗とした。
敗れたモレスモは、「第1セットは彼女がとても良くて、置いていかれた感じだったので、第2セットでは戦略を変えてサーブ&ボレーを入れたりした。でもなかなか深いボールが打てなくて、流れを変えるまでには至らなかった。」と、不完全燃焼に終わった試合を振り返った。
クズネツォワと決勝で対戦するのは、ナイトセッションで行われる第4シードM・シャラポワ(ロシア)対第22シードT・ゴロバン(フランス)の勝者となる。二人はこれまで2回対戦し、いずれもシャラポワが勝っている。
男子部門では昨日に引き続きシングルス準々決勝が行われ、第11シードのD・フェレール(スペイン)が第4シードのA・ロディック(アメリカ)を6-3, 4-6, 6-4で破る殊勲を上げた。
ロディックは最終セットの8ゲーム目でブレイクを決めて4-4のタイにまで追いついたが、その後フェレールがブレイクバックし、続くサービスゲームをキープして試合を決めた。二人はこれが2度目の対戦で、前回の去年のパリでのマスター大会では、ロディックがフルセットのタイブレイクでマッチポイントを凌いで逆転勝ちしていた。
ロディックは、今年これが6大会目だったが、2月のサン・ジョゼの大会で4強入りしたのがベストで、いまだタイトルがない。
勝ったフェレールは、この後行われるディフェンディング・チャンピオンR・フェデラー(スイス)対J・ブレーク(アメリカ)の勝者と準決勝で対戦する。この二人はフェデラーの3勝0敗となっているが、直近では今月19日、パシフィックライフ・オープン決勝でフェデラーが貫禄の勝利を上げている。一方のブレークも、この準優勝で、世界ランキング9位と自己最高位に浮上し、波に乗っている。
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