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2年連続の決勝進出を目指すダベンポート |
画像提供:Getty/AFLO |
(オーストラリア、メルボルン)
16日に開幕する全豪オープン1回戦に、女子ではトップシードのL・ダベンポート(アメリカ)、昨年覇者のS・ウィリアムズ(アメリカ)が、男子では第2シードのA・ロディック(アメリカ)が登場する。また、日本勢では、第26シードの杉山愛(日本)、森上亜希子(日本)、小畑沙織(日本)が初戦突破を狙う。
まず女子では、2000年以来のグランドスラム優勝を狙う第1シードのL・ダベンポートが、初戦で主催者推薦枠のC・デラクア(オーストラリア)と対戦する。ダベンポートは昨年、M・シャラポワ(ロシア)に1位を奪われた7週間を除けば、常に1位の座を守り、年間ランキング1位でシーズンを終えている。引退間近と目される中、今年は何としても四大大会で優勝したいところ。
続いて、ディフェンディング・チャンピオンのセリーナは、初日のナイトセッションでダークホースの新鋭N・リー(中国)と対戦する。昨年は全豪を制した後、足首と膝の故障で長期の休養を強いられるなど散々な年だった。全豪オープンは久々の実戦となるが、持ち前の勝負強さをどこまで発揮できるかに注目が集まる。
その他、月曜日には第10シードのヴィーナスがT・ピロンコバ(ブルガリア)と、今週シドニーの大会で優勝を収め好調の第8シード、J・エナン=アルデンヌ(ベルギー)がM・ドマホウスカ(ポーランド)と顔を合わせる。また、ロシア勢の上位シード3人も登場し、昨年ベスト4の第4シード、シャラポワはS・クレーゼル(ドイツ)と、第6シードのN・ペトロワ(ロシア)は主催者推薦枠のS・ファーガソンと、第9シードのE・デメンティエワ(ロシア)はJ・シュルフ(ドイツ)とそれぞれ2回戦進出をかけて戦う。
男子では、A・ロディックとD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が初日に登場する。今年は第2シードとして臨むロディックはM・ラマーと対戦する予定。また昨年のマスターズカップ最終戦でR・フェデラー(スイス)の決勝戦連勝を24でストップさせ、一躍株を上げたナルバンディアンは、予選通過のD・ウドンチョケの挑戦を受ける。
その他、第7シードのI・リュビチッチ(クロアチア)がC・グシオネ(オーストラリア)と、第8シードのG・ガウディオ(アルゼンチン)がR・サバウと、第10シードのT・ヨハンソン(スウェーデン)がC・ソールニエ(フランス)とそれぞれ対戦する。また、注目のアメリカ勢3人も初日に登場する。第13シードのR・ジネプリ(アメリカ)がJ・メルツァー(オーストリア)と、今週シドニーの大会を制した第20シードのJ・ブレーク(アメリカ)がJ・アカスーソ(アルゼンチン)と、第27シードのT・デント(アメリカ)はG・ガルシア=ロペス(スペイン)とそれぞれ対戦する。
日本勢では、本選に進んだ女子5選手のうち6人が月曜日の1回戦に出場する。
第26シードの杉山愛は、第2試合でC・マルティネス(スペイン)と対戦する予定で、それに先駆けて行われる第1試合では、森上亜希子がH・スロモバ(スウェーデン)と、小畑沙織がD・ハンチュコバ(スロバキア)とそれぞれ対戦することになっている。
(2006年1月15日)