トレーナーが棄権強行「ばかげてる」

ゲッティイメージズ
プロゾロワ(7月)
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのシンガポール・テニス・オープン(シンガポール/シンガポール、ハード、WTA500)は25日、第3シードの加藤未唯/ E・ペレズ(オーストラリア)組とS・ランセール/ T・プロゾロワ組のダブルス準々決勝が行われたが、第2セット途中で加藤の放ったスマッシュがプロゾロワに接触。その後、プロゾロワはフィジオ(トレーナー)による検査を受けて試合を棄権したが、試合後に自身のSNSを更新し、本人の意思に反して棄権を強いられたと主張した。

>>【動画】加藤未唯のスマッシュが当たりコートに倒れこむプロゾロワ<<

この日行われたダブルス準々決勝で、プロゾロワとランセールは第1セットを5-7で落とし、第2セットも2-5とリードされた場面で、加藤が放ったスマッシュがプロゾロワの頬をかすめ、肩に当たった。

プロゾロワはコート上に倒れ込み、その後コート外でフィジオによる検査を受けたが、そのまま試合を棄権。さらに、シングルス準決勝のT・ギブソン(オーストラリア)戦も棄権することとなった。

プロゾロワは試合後、自身のSNSを更新し、今回の経緯について説明した。

「今日のダブルスの試合中、相手選手の1人が私の方向にスマッシュを打ち、頬をかすめて肩に当たりました。こういうことは時々起こります」

「コートに呼ばれたフィジオは、特定の検査を行うためにコート外へ出るよう私に強く求めました。残念ながら、私はそれを拒否できるとは知りませんでした。直近3日間は毎日3時間以上コートに立っていたため疲れていて、いくつかの運動に苦戦しました。例えば、目を閉じて片足で立つというものです」

「正直に言うと、元気で十分に休んでいる時でさえ、私はそれが苦手です。そのことはフィジオにも説明しました。すべての運動の中で、フィジオ側が問題視したのはそれだけでした。それ以外はすべてクリアしていたにもかかわらずです」

「フィジオは、私が自分自身で判断できないかのように言い、少なくとも6日間テニスを休む必要があると主張しました。私はまったく問題なかったので、そんな話はばかげているように感じます」

「ダブルスの試合が終わった後、私はリカバリールーティンを行い、夕食を取りました。体調はとても良かったです。そのフィジオはWTAの定めた手順に従っており、私の状態について大会主催者に圧力をかけていました。私とチームは大会主催者と長時間話し合いましたが、その間、フィジオはその場にいた全員に圧力をかけ、さらには私には自分の人生に責任を持つ能力がないとまで主張しました」

「大会主催者の決定には本当にショックを受けました。私にとって夢のような1週間が、今日終わってしまいました……」

さらにプロゾロワは、今回の決定によって30日開幕のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)への出場も危うくなったと主張。

「フィジオは、6日が経過するまでは私をプレーさせないとはっきり伝えました。これは完全にばかげており、WTAスタッフによる権限の行き過ぎです」

その後、プロゾロワは「ちょっとした訂正です。大会主催者は、私が大会を続ける権利のために動いてくれました。しかし最終的に、その決定を下したのはWTAでした」と説明している。


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(2026年9月26日10時25分)
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