テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は1日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を2-6, 6-2, 6-3, 7-5の逆転で破り同大会初優勝を飾るとともに、史上最年少での生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成。これにより、アルカラスはR・ナダル(スペイン)に続き生涯グランドスラムを成し遂げた2人目のスペイン人選手となり、スペインはオープン化以降、男子で生涯グランドスラム達成者を2人輩出した史上初の国となった。
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22歳で世界ランク1位のアルカラスは、前週の全豪オープンでは1回戦でA・ウォルトン(オーストラリア)、2回戦でY・ハンフマン(ドイツ)、3回戦で第32シードのC・ムーテ(フランス)、4回戦で第19シードのT・ポール(アメリカ)、準々決勝で第6シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、準決勝で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)を下し決勝に進出。決勝ではジョコビッチを逆転で破り同大会初優勝を飾るとともに、四大大会では7度目のタイトルを獲得。さらに、史上最年少での生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成した。
この結果、アルカラスは2010年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で生涯グランドスラムを達成したナダルに次ぐ、スペイン史上2人目の達成者となった。これによりスペインは、オープン化以降に男子で生涯グランドスラムを成し遂げた選手を2人輩出した唯一の国となっている。
なお、男子テニス界で生涯グランドスラムを達成したのはごく限られており、アルカラスとナダルのほかには、R・フェデラー(スイス)、ジョコビッチ、A・アガシ(アメリカ)、R・レーバー(オーストラリア)のみ。アルカラスは史上最年少でこの偉業に到達した。
また、この歴史的な瞬間にはナダル本人もスタンドで見守っており、表彰式でアルカラスは「ラファがスタンドにいるのを見るのは少し不思議な感覚だった。プロとしてプレーする自分を見てもらったのは初めてだと思う。14歳や15歳の頃には見てくれていたが、こうしてあなたの前でプレーできたことは本当に光栄だ」とコメントしている。
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