シナー 財団設立 子ども支援

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シナー
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男子プロテニス協会のATPは19日に公式サイトを更新し、世界ランク2位のJ・シナー(イタリア)が、自身の財団「ヤニック・シナー財団」を設立したことを正式に発表した。

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ヤニック・シナー財団は、スポーツを通じて子どもたちの可能性を広げることを目的としており、設立を記念してミラノで行われたイベントには100人以上のゲストが集まった。同財団は教育とスポーツの両分野で活動し、低所得国の教育改善を支援する世界最大規模の教育支援基金「グローバル・パートナーシップ・フォー・エデュケーション(GPE)」や、シナーの出身地域で若手アスリートを資金援助やメンタリングで支援する非営利団体「ズュートチロル・スポルトヒルフェ」と連携する。

シナーはステージで次のようにコメントした。

「テニスを通じて自分の情熱を追いかけることができて幸運だった。しかし、学校に通う機会がないために夢を追うことができない子どもたちが世界には何百万もいる。今夜ここに立って、このプロジェクトがついに始動したことを実感しているよ。そして、子どもたちが自分の夢を実現できるよう支援する準備が整った」

同財団は経験豊富な理事会によって運営され、シナーの長年のマネージャーであるアレックス・ヴィットゥル氏が会長を務めるほか、フォーミュラ1会長兼CEOのステファノ・ドメニカリ氏や元アップルCFOのルカ・マエストリ氏も理事に名を連ねる。日々の運営はディレクターのクリスティーナ・タウバー氏が担当する。

タウバー氏は次のようにコメントしている。

「教育は可能性を広げ、個人の人生やコミュニティ、経済を形成する扉や機会を開きます。財団を通じて、世界中の子どもたちに同じ機会を提供したいと考えています。GPEを支援することは、その使命に向けた強力な第一歩であり、ズュートチロル・スポルトヒルフェとの協力は、ヤニック自身の成長を支えた地域社会に還元する手段でもあります」

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(2025年9月20日9時46分)
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