男子テニスのサン=トロペ・オープン(フランス/サン=トロペ、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間17日(現地16日)、シングルス1回戦が行われ、第5シードのS・ワウリンカ(スイス)が世界ランク217位のJ・エンゲル(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで下し初戦突破を果たした。
40歳で世界ランク149位のワウリンカは、14日まで行われていたオープン・ブロット・レンヌ(フランス/レンヌ、室内ハード、ATPチャレンジャー)では1回戦でK・ド=シェッパー(フランス)、2回戦でD・アディード、準々決勝でM・ヘールツ(ベルギー)、準決勝でP・ザラジ(ドイツ)を下し決勝に進出。決勝では第1シードのH・ガストン(フランス)に4-6, 4-6のストレートで敗れ準優勝となり、チャレンジャー大会最年長優勝とはならなかったものの、好調を維持したまま今大会を迎えた。
一方、17歳のエンゲルは昨年、ツアー大会で2007年生まれの選手として初となる白星を挙げると、今季はボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)で8強入り。芝コートで行われるツアー大会において今世紀最年少の準々決勝進出者となった。さらに、今月12日と13日に行われた国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選2回戦「日本vsドイツ」(日本/東京、有明コロシアム、室内ハード)では坂本怜を下し、デビュー戦勝利を飾るなど着実にステップアップ。すでにドイツ勢5番手に名を連ね、将来を期待される新星となっている。
23歳差対決となった1回戦、第4ゲームでブレークに成功したワウリンカは、1度もブレークポイントを与えることなくキープを続け第1セットを先行。続く第2セットでは1度ブレークを許したが、その後3度のブレークを果たし勝利を収めた。
勝利したワウリンカは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク311位のR・ベルトラン(フランス)と対戦する。ベルトランは1回戦で同205位のV・バチェロット(モナコ)を下しての勝ち上がり。
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