女子テニスのSPオープン(ブラジル/サンパウロ、ハード、WTA250)は日本時間15日(現地14日)、シングルス決勝が行われ、世界ランク214位のT・ラコトマンガ ラジャノア(フランス)が同130位のJ・ツェン(インドネシア)を6-3, 6-4のストレートで下し、ツアー初優勝を成し遂げた。
19歳のラコトマンガ・ラジャオナは今大会、1回戦で世界ランク179位のA・サンチェス(メキシコ)と対戦し、ファイナルセット0-5から驚異の巻き返しで初戦を突破。その勢いに火がつくと、2回戦で同411位のV・ロドリゲス(メキシコ)、準々決勝で第8シードのP・アドゥヴァーディ(ハンガリー)、そして準決勝では第5シードのR・サラスア(メキシコ)にいずれもストレート勝ちを収め、決勝へと勝ち進んだ。
一方、23歳のツェンは準決勝で第6シードのF・ジョーンズ(イギリス)を下しての勝ち上がり。
この日行われた決勝の第1セット、ラコトマンガ ラジャノアは9度のブレークポイントを握られるも1度のブレークに抑える粘り強さを見せ、自身は2度のブレークを果たして先行。続く第2セットでは序盤に2度のブレークを奪うと、最後は正確なロブを決め1時間26分で勝利し、ツアー初優勝を果たした。
表彰式でラコトマンガ ラジャノアはこのように語った。
「本当にストレスの多い1週間だった。1回戦はすごく大変で、まさかブラジル初開催のこのWTA250の大会で優勝できるなんて思っていなかった。だから、もう何と言えばいいのか分からないわ」
なお、この優勝によりラコトマンガ ラジャノアは次回更新される世界ランキングで自己最高位を更新する見込みとなっている。
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