フォンセカ、フェデラーと緊張の初対面

１９日に開幕する男子テニスのレーバーカップ2025（アメリカ/サンフランシスコ、室内ハード）の会場で、世界ランク４２位のＪ・フォンセカ（ブラジル）と元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）が初めて顔を合わせた。

レーバーカップはＹ・ノア（フランス）率いるチーム・ヨーロッパとＡ・アガシ（アメリカ）率いるチーム・ワールドに選出された各６選手が単複で３日間かけて対戦する団体戦。毎日４試合が行われ、１勝するごとに初日は１ポイント、２日目は２ポイント、最終日は３ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。

昨年はチーム・ヨーロッパが優勝を飾った。

そして今回、１９歳のフォンセカはチーム・ワールドの一員としてレーバーカップに初出場することになり、この日、フェデラーと初めて対面。フォンセカは、「１０分くらい前に『ロジャー（フェデラー）に会うよ』と言われたんだ」と明かし、フェデラーに自身の汗ばんだ手のひらを見せながら話した。

一方のフェデラーは、興奮を隠せない様子のフォンセカを「ついに会えたね。嬉しいよ。ここまでの成果、おめでとう。素晴らしいキャリアを築いているね」と温かく迎えた。

憧れのフェデラーとの初対面を終えたフォンセカは今後、チーム・ワールドの一員として初出場となる同大会での活躍が期待される。

レーバーカップ2025のメンバーは以下の通り。

【チーム・ヨーロッパ】
Ｃ・アルカラス（スペイン）
Ａ・ズベレフ（ドイツ）
Ｈ・ルーネ（デンマーク）
Ｃ・ルード（ノルウェー）
Ｊ・メンシク（チェコ）
Ｆ・コボッリ（イタリア）

【チーム・ワールド】
Ｔ・フリッツ（アメリカ）
Ａ・デ ミノー（オーストラリア）
Ｆ・セルンドロ（アルゼンチン）
Ｊ・フォンセカ
Ａ・ミケルセン（アメリカ）
Ｒ・オペルカ（アメリカ）

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