男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク36位のG・ペリカー(フランス)が同74位のR・サフィウリンを7-6 (12-10), 3-6, 7-5のフルセットで下し、初の初戦突破を果たした。
21歳のペリカーは、同大会2年連続2度目の出場。昨年は予選を勝ち上がり、本戦1回戦で敗退していた。
27歳のサフィウリンと初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、ペリカーは14本のサービスエースを決めるなど、サービスゲームを順調にキープ。相手もサービスキープを続けこのセットはタイブレークに突入する。タイブレークではペリカーが11-10で迎えたセットポイントでミニブレークを果たし先行する。
しかし第2セットでは、第8ゲームでペリカーがブレークを喫し、そのままセットを奪い返される。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでペリカーはブレークを許すも、直後のゲームでブレークバックに成功。その後、第12ゲームで2度目のブレークに成功したペリカーが2時間15分で初戦突破を果たした。
この日からツアーでは芝コートシーズンが開幕。ビッグサーバーのペリカーは本領を発揮し、芝コートシーズンの初戦で試合を通じて26本のサービスエースを決め、白星を飾った。
勝利したペリカーは2回戦で、第4シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。今大会は上位4シードが1回戦免除のため、オジェ アリアシムは2回戦が初戦となる。
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