男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は日本時間4日(現地3日)、世界ランク117位のC・ユーバンクス(アメリカ)と第8シードの錦織圭のシングルス2回戦が行われたが、ユーバンクスが第1セットを6-1で獲得した時点で錦織が途中棄権を選択。思わぬ形でユーバンクスがベスト8に駒を進めた。
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28歳のユーバンクスが同大会の本戦に出場するのは2年連続2度目。本戦初出場となった昨年は1回戦でR・ヒジカタ(オーストラリア)に敗れたが、今大会の1回戦ではそのヒジカタにリベンジを果たして勝利し初戦を突破した。
35歳で世界ランク66位の錦織との顔合わせとなった2回戦の第1セット、ユーバンクスは第2ゲームで錦織のミスを逃がさず先にブレークを果たす。その後も調子の上がらない錦織に対しユーバンクスは安定したプレーを展開すると、第6ゲームでもブレークに成功。そのまま第1セットを獲得すると、ここで錦織が棄権しユーバンクスは思わぬ形で8強入りを決めた。
試合後のオンコートインタビューでユーバンクスは試合を振り返るとともに、錦織を気遣った。
「試合をするにあたって、とにかく良いスタートを切ることが重要になるし、そうしようと努力することが大事だ。最初のキープは明らかに大きなものになる。だから、それをつかみ、それからブレークして安定させることができた」
「コートの自分の方に集中しようとしていた。圭が100パーセントではないことはかなり早い段階で明らかだったと思う。それを気にしないようにするのは難しい。だから、コートの自分の方に集中し、コントロールできることをコントロールして、集中し続けるように努めた」
「もちろん、彼のようなレベルの選手はいつでもパワーを発揮できるだろうと心配してしまう。だから、そうならないようにしようとした。でも、セットが進むにつれて彼が今日100パーセントではないことは明らかだったと思う。彼の幸運を祈っている。彼が健康を取り戻し、残りの年をうまく過ごせるといいね」
オンコートインタビュー後にカメラサインを求められたユーバンクスは「早く良くなってね、圭」と錦織へ心温まるメッセージを綴った。
ユーバンクスは準々決勝で第4シードのB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは2回戦で世界ランク100位のM・マクドナルド(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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