引退から復帰、いきなり8強

女子テニスのソロギロネス女子国際オープン（スペイン/ラ・ビスバル・デンポルダ、クレー、WTA125）は３日、シングルス２回戦が行われ、今大会から現役に復帰した世界ランク５３２位のＡ・コルネ（フランス）が同１９９位のＳ・バンデッチ（スイス）を3-6, 6-4, 7-5の逆転で破りベスト８進出を果たした。

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３５歳のコルネはキャリアで６つのシングルスタイトルと３つのダブルスタイトルを獲得。２００９年には自己最高位となる世界ランク１１位に到達した。

そのコルネは昨年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）を最後に現役を引退していたが、先月自身のSNSを更新し、約１０ヵ月ぶりに現役に復帰することを表明した。

復帰戦となった今大会、コルネは１回戦で世界ランク２３１位のＩ・ブリロ（スペイン）を下して初戦突破を果たし２回戦に駒を進めた。

２６歳のバンデッチとの顔合わせとなった２回戦の第１セット、コルネは終盤で３ゲームを連取され先行される。

それでも第２セット、２度のブレークを許したコルネだったが、自身はこれを上回る３度のブレークに成功し１セットオールに追いつくと、ファイナルセットでは両者３度ずつブレークを奪い合い迎えた第１１ゲームで、このセット４度目のブレークを果たし、２時間５５分の激闘の末に逆転勝ちで準々決勝に進出した。

復帰大会でいきなり８強入りを果たしたコルネは準々決勝で世界ランク１５９位のＤ・ガルフィ（ハンガリー）と対戦する。ガルフィは２回戦で第７シードのＡ・サスノビッチを下しての勝ち上がり。