棄権の西岡「大きな怪我になる前に」

男子テニスのデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）は日本時間１３日（現地１２日）に世界ランク６３位の西岡良仁と第７シードのＭ・キツマノビッチ（セルビア）のシングルス２回戦が行われる予定だったが、西岡が試合前に棄権し敗退となった。その後西岡は自身のSNSを更新し、良いクオリティでテニスが出来ているとしながらも「大きな怪我になる前に少し休憩をしようと思います」とコメントした。

＞＞フリッツら、デルレイビーチOP組合せ＜＜

２９歳の西岡は１月３１日と２月１日に行われた国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選１回戦「日本vsイギリス」（日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード）に参戦し、２勝を挙げ日本の勝利に貢献した。

その後すぐにダラス・オープン（アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500）に出場し、ベスト８進出を果たしたものの、Ｃ・ルード（ノルウェー）との準々決勝は疲労と左肩の負傷のため途中棄権。

今大会も出場できるか不透明だったが、現地１１日に行われた１回戦に登場し、世界ランク６７位のＡ・ブキッチ（オーストラリア）をストレートで下して初戦突破を果たした。

しかし、現地１２日に組まれたキツマノビッチとの試合前に棄権を発表して、敗退となった。

その後西岡は自身のXを更新し、こうコメントした。

「肩の調子がまだ良くなっていないことから２回戦は棄権致しました。デビスカップから休み無く試合をして来ましたが常に良いクオリティでテニスが出来ているので大きな怪我になる前に少し休憩をしようと思います。インディアンウェルズまで日本に戻り一度休息をしてマスターズに挑みます」

西岡は今後、３月５日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）に出場を予定している。

なお不戦勝となったキツマノビッチは準々決勝で第５シードのＭ・ギロン（アメリカ）と対戦する。ギロンは２回戦でラッキールーザーで出場した世界ランク１５０位のＥ・クイン（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

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