思い出の試合【第14位】1996年フェドカップ 日本vsドイツ

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伊達公子(画像は1996年)
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総合テニス専門サイト「テニス365」は2024年で創業から20周年を迎えた。今回、20周年を記念した特別企画として「総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合」を開催。11月に行ったアンケートをもとに、テニスファンが選ぶ思い出の試合が決まる。選挙結果は12月4日~26日にかけてランキング形式で発表されていく。

>>【動画】1995年フェドカップ ワールドグループ1回戦 日本vsドイツ 伊達 公子vsグラフ ※ファイナルセットのみ<<

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第14位に選ばれたのは1996年の女子国別対抗戦フェドカップワールドグループI・1回戦「日本vsドイツ」から伊達公子vsS・グラフ(ドイツ)の一戦。

当時世界ランク4位の伊達と1位のグラフが有明で激突した。1995年から新フォーマットとなったフェドカップで、日本は当時ワールドグループに所属。4月の1回戦では女王グラフが率いるドイツと有明で対戦した。

下馬評ではドイツ優勢とみられるなか、大会2日目、第4試合で伊達とグラフが相まみえる。伊達は1日目で負傷しており、万全ではない状態で第1セットは0-5と一気に攻め込まれるが、そこから大逆転し7-6 (9-7), 3-6, 12-10で勝利。最終的に約3時間30分に及ぶ死闘となった。

第5試合のダブルスでは杉山愛/ 長塚京子ペアがドイツペアを下し勝利。3勝2敗で準決勝進出を決めた。

劇的な勝利でドイツを下した日本だが、続く準決勝ではアメリカに0勝5敗で敗北。アメリカは決勝でスペインを5勝0敗で下し優勝した。

この試合に投票した意見では「痛々しい姿の伊達が、命を削るようにしてポイントを重ねていったのが忘れられない」「日本人選手が、世界NO.1を倒した試合として覚えている」などといったコメントが見られた。

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