男子テニスの全豪オープン アジアパンパシフィック ワイルドカードプレーオフ(中国/成都、ハード)は29日にシングルス準決勝が行われ、第2シードの野口莉央が世界ランク841位のジャン・ティエンフイ(中国)を7-5, 6-1のストレートで破り決勝進出を決め、来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)本戦出場に王手をかけた。
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この大会は、アジア太平洋地域の選手たちが出場する大会で、優勝者には全豪オープンの本戦ワイルドカード(主催者推薦)が与えられる。若手選手や世界ランキングの低い選手にとってはグランドスラムの本戦に挑戦するための貴重なチャンスとなる。
野口は1回戦で世界ランク1091位のチョン・ヒョン(韓国)、準々決勝で第7シードのG・ロマキン(カザフスタン)を下し準決勝に駒を進めた。
そしてこの日の準決勝では18歳のジャンに対しストレートで勝利し、全豪オープン本戦出場まであと1勝とした。
野口は決勝で第4シードのK・サムレジ(タイ)と対戦する。サムレジは準決勝で第1シードのサン・ファジン(中国)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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