女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は17日、準々決勝「イギリスvsカナダ」が行われ、世界ランク24位のK・ボールター(イギリス)や同58位のE・ラドゥカヌ(イギリス)の活躍でイギリスが2勝0敗でベスト4進出を果たした。
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ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズは昨年優勝国のカナダ、そして準優勝国のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカード(主催者推薦)のチェコに加え、今年4月の予選を勝ち抜いたオーストラリア、ドイツ、イギリス、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、アメリカの計12ヵ国が出場し、世界一の座をトーナメント形式で争うもの。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
1回戦でドイツを下して8強入りしたイギリスは、準々決勝で昨年優勝のカナダと激突。シングルスの1試合目ではラドゥカヌとR・マリノ(カナダ)が対戦し、ラドゥカヌが4度のブレークに成功し6-0, 7-5で先勝した。
第2試合のシングルスではボールターとL・フェルナンデス(カナダ)が対戦。9本のダブルフォルトを記録したフェルナンデスに対し、ボールターが5度のブレークに成功。自身は7本のサービスエースを決めるなど被ブレークを2度に抑え、6-2, 6-4のストレートで勝利した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはラドゥカヌとボールターのコメントが掲載されている。
フェルナンデス:「それぞれのセットで力関係が違いすぎて、信じられないほど難しい試合だった。第2セット、レベッカ(マリノ)は本当にレベルアップしていたの」
ボールター:「まず言いたいのは、エマが勝って、1勝0敗で試合をするのはとても簡単だということ。今日の自分のプレーを本当に誇りに思う。私はただ、ここに来て、ディフェンディング・チャンピオンたちに本気で挑み、大きな勝利を手に入れたかっただけなの」
イギリスは準決勝でスロバキアと対戦する。スロバキアは準々決勝でオーストラリアを2勝0敗で下しての勝ち上がり。両国の準決勝は現地19日に行われる。
【イギリスvsカナダ結果】
シングルス第1試合
E・ラドゥカヌ 6-0, 7-5 R・マリノ
シングルス第2試合
K・ボールター 6-2, 6-4 L・フェルナンデス
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