齋藤咲良 全仏OP予選決勝で敗退

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予選決勝で敗れた齋藤咲良
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は23日、女子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク251位の齋藤咲良は同185位のL・チリッチ バガリッチ(クロアチア)に6-7 (5-7), 1-6のストレートで敗れ、一般の四大大会初の本戦入りとはならなかった。

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3試合に勝利すれば26日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。

17歳で、現在ジュニア世界ランク13位の齋藤はこれまでグランドスラムのジュニア部門への出場を続け、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)とジュニア部門ダブルスで準優勝。シングルスでは昨年の全米オープンと今年の全豪オープンでの8強入りがジュニア部門での最高成績となっている。

そして一般のグランドスラム初挑戦となった齋藤は今大会、予選から出場すると予選1回戦で世界ランク同198位のF・ジョルジ(ポルトガル)、予選2回戦で予選第28シードのA・パークス(アメリカ)をどちらもストレートで下し予選決勝に駒を進めた。

そして予選決勝の第1セット、第2ゲームで粘りを見せた齋藤は8度目のブレークチャンスをものにし先にブレークに成功。しかし、第5ゲームでブレークバックを許すと、その後はブレークを奪えずタイブレークに突入。2-5から追い上げ一時は追いついた齋藤だが3度目のミニブレークを許し先行される。

続く第2セット、齋藤は開始から5ゲームを連取されるとブレークを返すことができず、1時間30分で力尽きた。

なお、今大会の予選には男女合わせて7名の日本人が出場。23日に行われた予選決勝には齋藤のほかに女子では予選第9シードの内島萌夏、男子では同163位の望月慎太郎が登場しており、両選手は勝利し本戦入りを決めた。

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