世界3位下し全仏OP4回戦へ

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２日、女子シングルス３回戦が行われ、第２８シードのＥ・メルテンス（ベルギー）が第３シードのＪ・ペグラ（アメリカ）を6-1, 6-3のストレートで破り、２年連続３度目の４回戦進出を果たした。

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２７歳で世界ランク２８位のメルテンスが全仏オープンに出場するのは７年連続７度目であり、最高成績は２０１８年・２０２２年の４回戦進出。一方、同３位のペグラは昨年大会で初の８強入りを決めている。

メルテンスは今大会の１回戦、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク１３６位のＶ・フルンカコワ（スロバキア）、２回戦で同８６位のＣ・オソリオ（コロンビア）を下しての勝ち上がり。ペグラは同４６位のＤ・コリンズ（アメリカ）を下すと２回戦では同３７位のＣ・ジョルジ（イタリア）が途中棄権し、３回戦進出を決めた。

この日の第１セット、メルテンスはファーストサービスが入ったときに９１パーセントの高い確率でポイントを獲得。第１ゲームから５ゲームを連取するとペグラにチャンスを与えず、わずか２６分で先行する。

続く第２セット、メルテンスは第１ゲームでブレークに成功するも直後の第２ゲームでブレークバックを許す。それでも２０本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったペグラから第７ゲームで再びブレークに成功。第８ゲームでは３度のブレークポイントを凌ぐと第９ゲームで３度目のブレークを奪い、１時間２２分で勝利した。

勝利したメルテンスは４回戦で第２４シードのＡ・ポタポヴァと世界ランク３３３位のＡ・パブリュチェンコワの勝者と対戦する。

同日には第９シードのＤ・カサトキナが４回戦に駒を進めている。

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