３日に開幕する男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022（日本 /東京、ハード、ATP500）は２日、シングルス予選決勝が行われ、第４シードの野口莉央が高橋悠介を0-6，6-2，6-0の逆転で破り、ATPツアー初の本戦入りを決めた。

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２試合に勝利すると３日から開幕する本戦に出場することができるこの予選。１日に行われた１回戦で伊藤竜馬をストレートで下した野口は、この試合の第１セットで３度のブレークを許すなど６ゲームを連取され第１セットを落とす。

第２セットでは第１ゲームで初のサービスキープをすると、２度のブレーク成功しセットカウント１－１に追いつく。ファイナルセットはファーストサービスが入ったときに９０パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどサービスゲームでわずか１ポイントしか落とさない完璧なプレーを披露。第１セットと真逆の展開となり、６ゲームを連取して１時間１５分で勝利した。

野口は試合後の会見で「出だしから緊張と疲労で変な感じでしたけど最後は乗り切れることができたので良かったです」とコメント。予選勝者として、３日に開幕する本戦への出場権を手に入れた。

同日には清水悠太、島袋将が本戦入り。予選からは日本勢が３名駒を進め、西岡良仁、ダニエル太郎、内田海智、内山靖崇、望月慎太郎とともに本戦を戦う。

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