男子テニスのニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)は17日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの錦織圭は第1シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に1-6, 6-3, 6-7 (4-7)のフルセットで敗れ、惜しくも決勝進出とはならなかった。
>>ニューヨークOP対戦表<<
この日、錦織は第2ゲームでダブルフォルトやフォアハンドのチャンスボールをミスするなどでブレークされる。その後もアンダーソンの強烈なサービスに苦しみ、第1セットを落とす。
第2セットはミスが増え始めたアンダーソンの隙をつき、第4ゲームでブレークに成功。さらにファーストサービスが入った時のポイント獲得率が74パーセントの錦織はブレークを許さず、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットはリターンダッシュなどを試みるもパッシングショットを決められチャンスを掴めず、タイブレークの末に力尽き、昨年2月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノス・アイレス、レッドクレー、ATP250)以来1年ぶりのツアー決勝進出とはならなかった。
錦織が最後にツアーで優勝したのは2016年2月のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)。
今年は1月のニューポートビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で右手首のけがから復帰。翌週のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)では復帰後初優勝を飾った。今大会の1回戦ではN・ルービン(アメリカ)に勝利し、ATPツアー復帰戦を白星をあげていた。
今後は26日に開幕する男子テニスのアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に出場する予定。
一方、勝利したアンダーソンは、決勝で第2シードのS・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーは準決勝で第4シードのA・マナリノ(フランス)を逆転で下しての勝ち上がり。
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