男子テニスで世界ランク12位の錦織圭(日本)は2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まった事について、自身のフェイスブックで「東京招致決定おめでとうございます。」と、コメントした。
続けて、錦織は「招致に尽力されたすべての方にお礼を言いたいです。日本のテニスの聖地、有明の施設も新しく生まれ変わると聞いていますので楽しみです。」と、喜びを語った。
「自分が2020年その新しくなったセンターコートでホスト国の代表としてプレーできるように頑張ります。また、2020年を目標に、世界を目指すジュニア選手がどんどんでてくることを期待しています。」
2008年の北京オリンピック(1回戦でR・シュトラー(ドイツ)に敗れる)でオリンピック初出場した錦織は、昨年のロンドンオリンピックでB・トミック(オーストラリア)、元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)、強敵D・フェレール(スペイン)らを破り、日本人男子で原田武一以来88年ぶりとなる8強入りの快挙を成し遂げた。
今年錦織は、全豪オープンで2年連続のベスト16進出を果たし、2月に行われたアメリカ国際インドアテニス選手権ではツアー3度目のタイトルを獲得。さらにムチュア・マドリッド・オープン男子では元世界ランク1位でグランドスラム歴代最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげた。
その後の全仏オープンでは4回戦でR・ナダル(スペイン)に完敗を喫すも、日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出を決めた。
今後、錦織は9月13日から3日間で行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦に出場する。
■関連記事■
《錦織圭が88年ぶりの歴史的快挙成し遂げる◇ロンドンオリンピック》
《マレー「一生忘れられない」金メダル◇ロンドンオリンピック》
《王者フェデラー「何としてもメダルが欲しかった」◇ロンドンオリンピック》
《日本のエース錦織圭「爆発したい」<デビスカップ>》
《錦織圭が3度目の優勝、31歳を寄せ付けず◇アメリカ国際インドアテニス選手権》
《錦織「やはりナダルは強かった」、そして「8への壁を早く破りたい」》
《錦織「いつまでも彼が僕の目標」、フェデラー戦振り返る》
■関連動画■
《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》
《新たな伝説を目指す王者ジョコビッチ!ATP男子ツアーマガジン Vol.183》
《フェデラーが黒塗りラケットで再始動!ATP男子ツアーマガジン Vol.181》